ローダーの35pt・55ptとは?違いと選び方|スタンダードサイズカードをスリーブ込みで守るサイズ基準
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「35ptと55pt、結局どちらを選べばいいの?」
数字だけを見ても、何がどう違うのかはピンときませんよね。
小さすぎるものを選んでしまうと、カードが押し込まれて白欠けにつながることがあります。
逆に大きすぎるものだと、中でカードが動いて擦れてしまうこともあります。
どちらも、大切な一枚を静かに傷めてしまう原因になりやすいものです。
この記事では、ptという規格の意味から、スタンダードサイズ(レギュラーサイズ)のトレーディングカードを基準にしたスリーブ込みでのサイズ選びまで、失敗しにくい判断の軸をまとめました。
スタンダードサイズで厚みが標準的なカードなら35ptが目安、55ptは厚みのあるカード向け
スタンダードサイズ(レギュラーサイズ、63×88mm)のカードのうち、厚みが標準的なものには35pt、厚みのあるものには55ptが目安になります。
両者の違いは、対応できる厚みの差にあらわれます。
・35pt: ポケモンカード・ワンピースカード・MTGなどのスタンダードサイズで、標準的な厚みのトレカに向いています
・55pt: 厚みのあるカードや、メモラビリア系カード・特殊な厚紙仕様のカードなどに向いています
ただし、スリーブを付けたまま収納するなら、pt表記だけで判断せず、ローダーの内寸とスリーブ対応の有無もあわせて確認することが大切です。
35ptと55ptの違いは?選ぶ基準は「余裕」ではなく「適合」
35ptと55ptは、ローダーが対応できるカードの厚みを表す数値です。
ptは厚みの単位で、1pt=1/1000インチ(約0.0254mm)にあたり、35ptは約0.89mm、55ptは約1.40mmの厚みに対応します。

どちらが優れているというものではなく、カードの厚みに合わせて使い分けます。
具体的に比較すると、次のようになります。
|
比較項目 |
35pt |
55pt |
|---|---|---|
|
スタンダードサイズのカード |
基本の目安になりやすい |
基本的には第一候補になりにくい |
|
スリーブ込みでの使用 |
対応設計の製品なら候補になりやすい |
余白が大きくなりやすい |
|
長期保管での傾向 |
カードが動きにくい設計にしやすい |
振動などで動きやすくなることがある |
ここでのポイントは「フィット感」です。
スタンダードサイズのカードには35pt、厚みのあるカードには55ptというように、それぞれに合った厚みで使うことで、カードを動かさずしっかり守りやすくなります。
ptがカードに合っていないと、どうなる?
ptがカードに合っていないと、カードが内部で動いたり、逆に無理に押し込まれたりして、傷や反りにつながりやすくなります。
スタンダードサイズのカードに55ptを使うと余白が生まれやすく、カードが内部で動きやすくなることがあります。
逆に、厚みのあるカードに35ptを使うと、無理に押し込む形になりやすいので注意が必要です。
一度反ってしまったカードや、蓄積した傷は元に戻すのが難しいため、ptの意味を正しく理解しておくことが大切です。
遊戯王カードやMTGなど、カードの仕様がゲームによって異なる場合もあるため、気になる方はメーカー情報もあわせて確認しておくことをおすすめします。
スリーブの構成によって、最適なptは変わる?
スリーブの構成が変わっても、目安となるptは基本的に35ptのままです。
・スリーブなしの状態や1重スリーブなら、35ptで対応しやすいです
・2重スリーブの場合も、二重スリーブに対応した設計の35ptであれば候補になりやすいです
ここで一つ注意したいことがあります。
同じ35pt表記でも、メーカーによって内寸の設計は異なります。
内寸に余裕がないローダーでは、二重スリーブが入りにくい場合があります。
気になる場合は、購入前に商品ページで内寸やスリーブ対応の記載を見ることをおすすめします。
長期保管で差が出やすい3つのポイント
長期保管で結果に差が出やすいのは、紫外線・湿気・フィット感の3つです。
短い期間では気にならない差でも、数年単位で見ると影響が積み重なっていくことがあります。

・紫外線による退色:UVカット機能があるかどうかで、数年後のコンディションに差が出やすくなります
・湿気による反り:直射日光を避け、温湿度の変化が少ない場所での保管も、大切な条件のひとつです
・微細なズレによる擦れ:適度なフィット感を保つことが、長期保管では重要な要素の一つになります
マグネットローダーも完全密閉ではないため、ローダー単体に任せきりにせず、日々の保管環境とあわせて意識しておくことが大切です。
スリーブ込みでも収納しやすいローダーとは?
スリーブ込みでも収納しやすいローダーとは、スリーブを付けたままでも圧迫せずに収まる製品のことです。
次のような特徴を持つ製品もあります。
・二重スリーブのまま、圧迫せずに収納できるタイプ
・UVカットの機能がついたタイプ
一般的な35pt表記のローダーは、スリーブなしのカード向けに作られているものも少なくありません。
そのため「35pt=スリーブ込みで最適」とは限らず、製品ごとにスリーブに対応しているかどうかを確認することが大切です。
スリーブ込みでの使用を想定した製品であれば、二重スリーブでも圧迫を抑えながら収納しやすくなります。
後悔しないための確認ポイント
購入前に、次の点を確認しておくと選びやすくなります。
1.カードがスタンダードサイズか、 スモール/ミニサイズかを確認する
2.カード本体に厚紙・加工・凹凸がないかを確認する
3.使用するスリーブの構成(スリーブなし・1重・2重)を決める
4.ローダーのpt表記だけでなく、内寸と対応スリーブの表記を確認する
5.無理な力をかけずに閉じられるかを確認する
6.展示するならUVカット性能、保管するなら温湿度の環境もあわせて整える
サイズの目安が決まったら、あとは透明度やUVカットといった品質面を見比べてみるのも良いかもしれません。もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。
よくある質問
35pt・55ptのローダー選びについて、よくいただくご質問にお答えします。
Q. スタンダードサイズのカード(レギュラーサイズ)は35ptと55ptのどちらを選べばいいですか?
A. スタンダードサイズのカードであれば、35ptが目安になりやすいです。
ただしスリーブを付ける場合は、35pt表記だけで判断せず、ローダーの内寸と対応スリーブの表記もあわせて確認することをおすすめします。
Q. 35ptなら二重スリーブでも必ず入りますか?
A. 内寸の設計は製品によって異なるため、必ず入るとは限りません。
二重スリーブの外寸・厚みや、ローダーの横幅・縦幅・深さはメーカーごとに違いがあります。
二重スリーブ対応と明記された製品を選ぶことをおすすめします。
Q. 55ptのほうが大きいので、安全ではないですか?
A. 大きいことが、必ずしも安全につながるわけではありません。
カードの厚みに対して余裕が大きすぎると、内部でカードが動きやすくなることがあります。
カード本体とスリーブを合わせた厚みに対して大きすぎず、無理なく収まるサイズを選ぶことが、フィット感の面では大切です。
Q. 35ptに入りにくいときは、押し込んでもいいですか?
A. 無理に押し込んでしまうと、カードやローダーに負担がかかることがあります。
カード・スリーブ・ローダーのいずれかのサイズが合っていない可能性があるので、スリーブの構成を見直すか、対応設計のローダーを検討してみてください。
Q. マグネットローダーなら湿気対策は不要ですか?
A. マグネットローダーに入れていても、湿気対策は別に考えておくことが大切です。
完全密閉ではないため、直射日光を避け、温湿度の変化が少ない場所で保管することを基本にするのがおすすめです。
まとめ
ローダー選びで後悔しないためには、カードの厚みに合わせてptを選び、スリーブ込みなら内寸まで確認することが大切です。
この記事でお伝えしてきたことを、あらためて整理します。
・ptは、ローダーが対応できるカードの厚みを表す規格です。数字が大きいほど厚みのあるカードに対応でき、35ptは約0.89mm、55ptは約1.40mmの厚みが目安です。
・スタンダードサイズのカードには35ptが目安になりやすく、55ptは厚みのあるカード向けの選択肢です
・スリーブ込みで使うなら、内寸の設計とスリーブ対応の有無をあわせて確認することが大切です
サイズ選びは、数字だけで決まるものではありません。でも、その数字の先にあるのは、大切な一枚のこれからです。
ぴったりのサイズに収まったカードは、カチッと閉じた瞬間から静かに守られていきます。数年後にふと取り出したときも、あの日のままの姿で迎えてくれますように。
スタンダードサイズのカードを、スリーブを着けたまま長く守りたい。そう思われた方へ。頼れる一枚をご紹介します
スリーブ込みでの収納を想定した設計で、出し入れのしやすさにもこだわりました。普段の持ち運びから保管まで、幅広く活躍します。